商品の記載項目による違い

医薬品

一般的に病院などで処方される薬のことを指します。病気の診断、治療や予防に使用されるもので、高い効果が見込めます。そのうち、処方箋が必要な医療用医薬品と、薬剤師が常駐するドラッグストアなどで購入できる一般用医薬品(第1種から第3種まで)に分類されます。医薬品は一般的なものと比べて効果が強いものなので、用法・容量を守って正しく使用してください。虫歯予防に特化したものとして、医薬品が含まれるマウスウォッシュもあります。

医薬部外品

医薬部外品とは、医薬品と比べると効果はあまり高くないものの、化粧品よりは高い効果が見込めるものです。積極的に治療に使用されるわけではありませんが、人体に対する作用が緩和で、吐き気などの不快感、あせもの防止を目的としたものや、口臭や体臭、脱毛の防止、育毛などの美容目的として使用されるものが該当します。ドラッグストアなどで販売されているオーラルケア商品の半数以上がこの医薬部外品にあたります。

化粧品

化粧品とはその名のとおり、人の体をキレイにしたり清潔にしたりするものです。ファンデーションなどに限らず、洗顔料やシャンプー、保湿クリームやスカルプケア、リップクリームも化粧品に該当します。人体に対する作用が緩和なものと定義されています。市販されているオーラルケアのうち、医薬部外品でないもののほとんどが化粧品として分類されたものです。爽快感だけを目的としたマウスウォッシュは化粧品扱いとなります。