マウスウォッシュ使用時の注意点②

アレルギーや全身疾患発症のリスク

マウスウォッシュの製品によっては発がん性が指摘される成分や、アレルギー反応の危険性がある成分が含まれているものがあります。そのため、過度な使用によっては肝機能や腎機能に支障をきたす恐れがあるため注意が必要です。そのほか、化学物質を唾液やブラッシングでついた歯茎や粘膜の傷などからわずかに吸収するリスクもあります。それらが体に何かしらの悪い影響を得た得る可能性もあるため、過度な使用は控えましょう。

歯磨きを怠る可能性がある

マウスウォッシュは、主に口内の殺菌、口臭や虫歯、歯周病の予防として用いられます。うがいをするだけで口の中に爽快感が得られることから、オーラルケアとして万能なアイテムと勘違いしている人も少なくありません。ただし、歯磨きの代わりになるものではないため注意が必要です。マウスウォッシュを使用するだけでは、歯にこびりついた汚れやプラークなどを落とすことは難しいでしょう。そのため、マウスウォッシュは必ず歯ブラシとセットで使うことを心がけましょう。

子どもがマウスウォッシュを使う危険性

子どもの歯の健康を守るために、マウスウォッシュを使わせたいと考えている人もいるでしょう。ただし、子どもは大人よりも歯や口の粘膜が敏感でマウスウォッシュの影響を受けやすいため、マウスウォッシュの対象年齢を守るだけでなく、過度な使用を控えるように注意してください。また、子どものうちはうがいができずにマウスウォッシュを飲み込む可能性があります。初めて使用する場合は、事前に水でうがいの練習をすると良いでしょう。