口臭はうがいで解消!

うがいは口臭を抑える有効な手段

口臭の多くは口の中で発生しており、口内に住み着いた細菌が作り出す「ガス」がニオイの原因となっています。毎日きちんと歯磨きをしている人でも1,000~2,000億個もの細菌が生息しており、このように誰しもが持つ口臭を「生理的口臭」と呼びます。生理的口臭は常に臭うのではなく、口臭が強くなるタイミングを押さえておけば、ニオイをコントロールすることが可能です。そのうえで、うがいはニオイを抑える有効な手段と言えるでしょう。

口臭に効く正しいうがいの方法

口臭対策でメインになるうがいのやり方が、口内でおこなう「ブクブクうがい」です。1回のうがいで口の中に含む水の量は20~30ml程度、口のスペースに対して半分ほどの量を目安にしましょう。水を含んだら上下の歯をかみ合わせた状態で頬や唇を動かし、水流で隙間の汚れを掻き出すようにうがいをします。さらに舌の表面を洗うことも重要なポイントです。うがいをする際は、舌を上あごにこすりつけるように細菌や汚れを落としていきましょう。

効果的なうがいのタイミング

口臭は1日を通してニオイの強弱がありますが、それには唾液の分泌量が関係しています。唾液には自然治癒力があり、分泌されることで口内の細菌を抑制し、口臭を抑えることができます。唾液が減ると、「嫌気性菌」が増えて口臭の原因となります。このように、口臭は唾液の量が少なるなるときに強くなりやすく、うがいはこのタイミングでおこなうと効果的です。具体的には、起床時や空腹時、さらに疲労が溜まりやすい夕方以降です。