歯のトラブル別予防方法

虫歯

虫歯を予防するには、毎日の歯磨きが何よりも大切です。当たり前のことですが、「食べたら磨く」を徹底して、「うっかり忘れ」はなくすように注意しましょう。歯磨きをする際は、虫歯になりやすい箇所を重点的に磨くと効率的です。たとえば、奥歯や歯と歯の間、被せ物の隙間などは磨き残しが多く、虫歯になりやすいので気を付けてください。歯ブラシだけでは限界があるため、歯間ブラシなどを上手に活用しながら歯の掃除をおこないましょう。

歯周病

歯周病は虫歯のようにすぐ治せないため、予防が非常に大切です。歯周病を予防するには、歯と歯茎の間の汚れを重点的にブラッシングしてください。歯ブラシの毛先の部分を使って細かな動きで、汚れを掻き出すように磨きます。歯ブラシは毛先が細くなっているタイプや。やわらかめのものを使うのがおすすめです。また、歯磨き後にマウスウォッシュを併用するのも効果的。口内をキレイにするために、歯科医院によるクリーニングも定期的に受けましょう。

歯石や着色

コーヒーなどで簡単についてしまう歯石や着色ですが、歯ブラシで落とすことができません。歯科医院での専門機械による処置を受けましょう。スケーリングは痛みもほとんどなく、施術後は歯の表面がツルツルとしていて気持ちが良いものです。また、着色がひどくなる場合は生活習慣を見直してください。コーヒーや紅茶を控えめにする、タバコの本数を減らしてみるなど、自分がストレスに感じない範囲で改善方法を探ってみましょう。