マウスウォッシュの使用上の注意点
歯みがきの代わりに使用しない
忙しい朝は時間がないために、マウスウォッシュを歯みがきの代わりとして使っている人もいるのではないでしょうか。しかし、マウスウォッシュは歯みがきの代わりになるものではありません。口の中の雑菌を除去することが目的なので、歯の表面にこびりついた汚れや、歯垢などは歯ブラシで落とす必要があります。マウスウォッシュをしても、歯と歯の間にあるすき間に食べかすや歯垢が残っていれば、そこから菌が繁殖するため注意してください。
マウスウォッシュのし過ぎはNG
口腔内には、一定数であれば害のない、あるいは必要な常在菌も存在します。口臭が気になるからと、一日の間に何度もマウスウォッシュを使えば、その常在菌まで殺菌してしまうため、逆に口内環境を悪化させる原因となるかもしれません。もしマウスウォッシュを使うのであれば、多くても一日2~3回程度にとどめましょう。どうしても口臭が気になるという方は、マウスウォッシュではなくガムを噛むなど代用することをおすすめします。
出血がある場合は使用を控える
歯周病などが原因で口腔内に出血や炎症などの傷があることも出てくるでしょう。これらの症状がある場合は、マウスウォッシュの殺菌作用で刺激となり悪化させる恐れがあるため、使用は控えるようにしてください。また、極度に疲れていたり、風を引いているなど免疫力が低下しているときもマウスウォッシュの刺激が強すぎて、口内トラブルの原因になることも。マウスウォッシュを使って体調が悪化した場合は、すぐに使用をやめて病院で相談してください。